刺し子の「裏に糸を渡す」場合と、「間に糸を通す」場合の違いについて

「刺し子の説明にある、『裏に糸を渡す』ってどういうこと?」

「間に糸を通す場合と裏に糸を渡す場合とは何が違うの?」

「どうやって使い分けたらいいの?」

といった疑問にお答えします。


私は刺し子が大好きで、のんびり刺し子を楽しんでいます。

作ったものはインスタで公開しているので、良かったらご覧ください。

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今回は刺し子の「裏に糸を渡す」場合と、「間に糸を通す」場合についてブログでご紹介していきます。


裏に糸を渡すというのは、裏側に縫い目ができる、ということです

裏に糸を渡すというのは、言葉で聞くと難しく感じます。

普通に刺し子をして表にも裏にも縫い目ができる状のことを言います。

写真で見てしまった方が早いですね。

例えばこれ、刺し途中のトマトです。

表側はこんな感じで模様が出てきています。

そしてこれが裏側。

この縫い目(針目)が出ている状態=裏で糸を渡す、と同じ意味です。

裏で糸を渡す、とは裏側に縫い目が出る、ということがお分かりいただけたでしょうか。

まだよくわからないよ!という人は、次を読み進めてみてください。

「裏で糸を渡す」と「間に糸を通す」の違い

裏で糸を渡すというのは、裏側に縫い目が出ること、と先ほど説明しました。

間で糸を通すというのは、二枚の布を重ねて刺し子をしている時に、布と布の間に糸を通すことです。

とりあえず、両方の写真を見てみましょう。

裏で糸を渡す場合

今、トマトのヘタを刺しています。

裏で糸を渡している状態の、表側です。

この写真が裏に糸を渡しているところの裏側です。針ががっつり渡っています。

針を通して糸を引き終わった状態の裏側です。

縫い目がしっかり出ていて、「裏で糸を渡す」状態になっているのがよくわかります。

間に糸を通す場合

間に糸を通している状態の表側です。

先ほどと同様のトマトのヘタを刺しています。

表の針目はどちらの場合でも同じように出ます。

間に糸を通した場合の裏側です。

布と布の間に針を通しているので、裏側には縫い目が出ることがなく、すっきりとして見えます。


このように裏で糸を渡す場合と、間に糸を通す場合では表の図案に変わりはないのですが、裏側の見た目が大きく変わります

裏側をどう見せたいかによって、糸の渡し方を使い分けましょう

ここまでみていただいたとおり、表側の図案に影響はないのですが、裏側の見た目が大きく変わります。

また、間に糸を通すのは手間がかかり、普通に運針できないのでちょっと大変です。

では、私の使い分け方をご紹介します。

「裏の針目が大きくなってしまう場合(1センチより大きい)」→間に糸を通す

「次の段に行く時や、裏に針目を見せたくないデザインの場合」→間に糸を通す

「後から裏布をつけるので、裏側が見えない場合」→裏に糸を渡す

「デザインとして、裏側に縫い目を見せたい」→裏に糸を渡す

こんな感じで使い分けています。

具体的に先ほどのトマトの図案で言えば、次の段に行く時やヘタの裏側の縫い目が1センチ以上になってしまう部分は、間に糸を通して縫い目が出ないようにしています。

ですが、トマトの実の部分やヘタの斜めの部分は運針を楽しんだり、裏側に縫い目が出るのを楽しみたいので裏に糸を渡す=普通に刺し子、をしています。


基本的には運針を楽しみたいですし、裏側の糸が出るのも好きなので、あまり間に糸を通すことはしないようにしています。

以前は間に糸を通して綺麗に仕上げるようにしていたのですが、自分で図案のアレンジができるようになってくると、針目の大きさも調整できるようになり、間に糸を通すような図案を刺すことはほとんどなくなりました。

違いを使い分けて、自分好みの刺し子に仕上げていきましょう!


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