「刺し子糸とこぎん糸の違いって何?」
「こぎん糸と刺し子糸はばらして使ってもいいの?」
「刺し子とこぎん刺しの違いって何?」
といった疑問にお答えします。
私は刺し子が大好きで、のんびり刺し子を楽しんでいます。
作ったものはインスタで公開しているので、良かったらご覧ください。
今回は刺し子糸とこぎん糸の違いなどについて、ブログでご紹介していきます。
刺し子糸とこぎん糸の大きな違いは太さ
刺し子糸とこぎん糸の大きな違いは太さです。
左はオリムパスのこぎん糸、右はダルマの刺し子糸です。
このように太さに大きな違いがあります。
メーカーによって違いはありますが、こぎん糸として売られているものは縒りが甘く(縒りとは糸状のものをひねって一本の糸を作ることを言います)、6本から10本程度の糸を縒っていることが多いです。
一方、刺し子糸はこぎん糸に比べ縒りがきつく、使っている糸の本数も少ないことが多いので、細めになります。
なぜこのような違いがあるのかというと、こぎん糸はこぎん刺しをするために作られている糸で、刺し子糸は模様刺しや一目刺しなどの刺し子をするための糸として作られているからです。
用途が少し異なっているのです。
違いがあるのには理由があるんですね。
こぎん刺しの糸も刺し子糸も、ばらさずそのまま使う
こぎん刺しの糸も刺し子糸んも、ばらさずにそのまま使うのが基本的な使い方です。
綺麗に縒ってある糸なので、こぎん糸も刺し子糸もそのまま使うのが良いと思います。
私はばらして使ったことはありませんが、よってある糸をばらすのって想像するだけで大変だし、糸が痩せてしまいそうです。
ちょっと話が逸れますが、刺繍糸はそもそもばらして使えるようにできている(縒っていない)ので、刺繍糸ならばばらして使う方が綺麗に使えます。
正解があるわけではないので、自由に使って楽しめるのが一番だと思います。
私はこぎん糸と刺し子糸はそのまま、刺繍糸はばらして好きな本数で整えてから使うのが好きです。
刺し子とこぎん刺しの違い
こぎん刺しや南部菱刺し、庄内刺し子(模様刺しや一目刺し)、ドンザ、襤褸刺し子、ボータなどなど、日本にはたくさんの刺し子文化があります。
こぎん刺しは刺し子の一つなんです。
青森で生まれた素晴らしい刺し子文化の代表的なものです。
刺し子というのは定義が難しく、私のようなただの刺し子好きがうまく説明できるはずもなく・・・
ただ、「刺し子とこぎん刺しの違いは?」と聞かれたら
「こぎん刺しは刺し子の1つです」と答えます。
よくネットで見る、刺し子ふきんも刺し子の1つ
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こんな感じの一目刺しと言われる刺し子も刺し子の1つ。
びっしりと太めのこぎん糸で刺すこぎん刺しも刺し子の1つ。
これは先日横浜市歴史博物館の「布 うつくしき日本の手仕事」で見たこぎん刺し。
刺し子の世界は広く、懐が深いですね!!!
刺し子糸もこぎん糸もまずは素直に使ってみるのがおすすめ
どの種類の糸も、メーカーさんが用途に合わせて作ってくれているので、素直に使ってみるのがおすすめです。
慣れてきたら、自分なりに工夫したり、様々な糸でチャレンジしてみるのも楽しいです。
私は刺し子ふきんを作るのに、縫い糸、刺繍糸、手まり糸、刺し子糸、こぎん糸、すべて使います。
どれも良いところがあり、たくさんの選択ができる現代ならではの刺し子を楽しんでいます。
まずは素直に使ってみて、慣れてきたら色々楽しんでみてください!!!
ダルマのこぎん糸は可愛い。
今回のブログで刺し子に興味をお持ちになった方、もっと詳しく知りたい方は別記事やインスタやyoutubeでも詳しい刺し子のやり方をご紹介していますので、よかったらご覧ください。
のんびり更新ですが、気長にご覧いただけると嬉しいです。
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