「刺し子の模様刺しってどんなものがあるの?」
「刺し子の模様の意味や名前を知りたい」
「簡単な模様や、模様の書き方を知りたい」
といった疑問にお答えします。
私は刺し子が大好きで、のんびり刺し子を楽しんでいます。
作ったものはインスタで公開しているので、良かったらご覧ください。
今回は刺し子の模様刺しの模様について、ブログでご紹介します。
刺し子の模様刺しの模様は日本の古典柄や身近なもの、昔の人が良いと思ったデザインからできている
刺し子の模様はいわゆる伝統柄や古典柄から派生したものや、身近な自然や道具、また昔の人が「あの人の後ろのデザインめっちゃいい」みたいに思って、それを必死に自分なりに刺したものなどからできていると言われています。
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例えばこれは七宝模様を中心に刺して、周りは割り菊を刺しています。この図案は、近藤先生の本で紹介されているものです。七宝も割り菊も有名な伝統模様ですよね。それを刺す人それぞれが工夫し、布や糸を選び、自由に刺しているのが模様刺しです。
そのため、刺し子の模様は着物の柄などの古典柄が本当に多くて、青海波・麻の葉・七宝・十字つなぎ・井桁・格子・枡・雷文・紗綾形・網代・檜垣・矢羽根・・・・などなどたくさんの模様があります。
刺し子の模様を知りたい方は、本を参考にするのがおすすめ。
色々な本が出ていますが、私の手元にある本でとっても役に立っている本があるのでご紹介します。
この本は模様刺しの基本的な知識がしっかりと書かれています。ご覧の通り、かなり昔の本なのですが、シンプルでわかりやすいし、模様刺しがたくさん載っているのでおすすめです。
図案の書き方や刺し方の参考にしているのは、こちらの本。方眼線を布に直接引いてから図案を書くスタイルです。
また、日本の文様を知ることで、模様刺しのルーツを知ることができるので、この本もとっても役に立ちます。ひたすら模様が並んでいて、見ているだけでも楽しくなっちゃう本です。
ここに紹介している本は、私が実際に持っていて「いいな」と思っている本です。最近は色々な種類の役に立つ本が増えていて、本屋さんに行けば気に入る本が見つかるかもしれませんので、ぜひご自分にぴったりの本を見つけて、模様刺しを楽しんでください。
刺し子の模様の意味や名前は昔の人が考えた素敵なものばかり
刺し子の模様の意味は、それぞれ違います。それは、その図案を刺した人が考えていたものが広がっていたり、着物の柄に込められた意味がそのまま刺し子にも込められていたり、様々あるからです。
地域によって模様の名前が違うことがあったり、同じ模様なのに名前が違っていることもあります。
以前、山形の年配の方にこのことについて聞いたことがあります。その時に「模様は刺した人が名前つけるだけだから、色々な名前があるよね」と言っていました。
昔の人の機知に富んだ模様の意味や名前は、本当に素敵です。
具体的に意味を知りたいという人は、文献でチェックしたり、ネットでチェックしてみてはいかがでしょう。
「日本の内装材料辞典 伝統文様」で検索すると、模様に関するとってもわかりやすいサイトが出てきますので、おすすめです。
簡単な模様刺しは直線で構成された模様
簡単な模様刺しは全てが直線で構成された単純な模様です。
曲線は運針や糸をしごく時に、ちょっと技術がいるし、歪みやすいので、刺しやすい直線の方が簡単です。
例えば十字つなぎなどが、良いと思います。
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これは近藤先生の本に載っている図案を刺したものです。もっと単純な十字つなぎなら、先ほどご紹介した新・刺し子の本に載っていて、とても刺しやすいのでおすすめです。
簡単な刺し子の模様を探している初心者であれば、こちらの本ならバランスが取れていて良いですよ。
模様の書き方は大きく分けて2種類
模様の書き方は布に直接書く方法と、あらかじめ準備した図案を布に写す方法です。
私は布に方眼線を描いて、直接書く方法が好きです。その作業自体が楽しいから。
両方試してみて、お好きな方法でやってみると良いと思います。
まとめ
色々ご紹介しましたが、ぜひ「やってみたいな」「この本を参考にしてみたいな」という楽しみを見つけて、刺し子を楽しんでください。
楽しいことを試していくうちに、自分にぴったりの方法が見つかると思います!
模様については、刺し子の垣根を超えて、勉強してみるととっても役に立つことがありますよ!
今回のブログで刺し子に興味をお持ちになった方、もっと詳しく知りたい方は別記事やインスタやyoutubeでも詳しい刺し子のやり方をご紹介していますので、よかったらご覧ください。私は普段、模様刺しではなく一目刺しをメインに刺し子をしています。
一目刺しのブログ記事だと、下記のものが比較的丁寧に初心者でもわかりやすく刺し子のふきんの作り方や刺し子の刺し方をご説明しています。
のんびり更新ですが、気長にご覧いただけると嬉しいです。
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