私がインスタで何度かご紹介したり、コットンフレンドの連載で使用しているダルマ刺し子ふきん方眼ガイドについて、
「どうやって使用するの?」
「中身や値段を知りたい」
「作り方を知りたい」
といった疑問を持っている方のために、私が実際に何度か使用してみて、よかった点や注意すべき点についてまとめましたので、ご紹介します。
私は刺し子ふきんを中心に、刺し子をすることが大好きです。
作品はインスタでご紹介していますので、よかったらご覧ください。
また、現在はコットンフレンドで刺し子の連載をしています。
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドの内容
このパッケージの中に、説明書と方眼ガイドがプリントされた刺し子ふきんが入っています。プリントは水で消えるタイプのものなので、出来上がったら洗って消します。
この写真は白で462円ですが、紺の638円のものもあります。
紺に白いチャコペンで線を引くのって、結構大変なので(私は白いチャコペンが得意ではない)、紺色の方眼ガイドふきんがあるのは嬉しい。
こちらはパッケージの裏側。方眼幅が5ミリだけでなく1センチや10センチのガイドがあります。どの幅でも対応できるのは、良いですよね。
出来上がりサイズは34×34とありますが、実際に作ってみると、若干横長に仕上がることがほとんどです。
私は少し縦長のふきんが好きなので、横長はちょっと残念です。
これが実際に入っているふきん。これと一緒に説明書も入ってます。普通の晒にプリントがされているので、一般的な仕立てをすれば、すぐに刺し子ができる。
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドの使い方・作り方
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドの使い方・作り方は商品とセットで同梱されている説明書に書かれていますので、それを参考に作れます。
説明書には刺し子ふきんの作り方、仕上げ方・糸の長さ・糸のしごき方・模様刺しの基本(重ね刺し・刺し始めと刺し終わり・きれいに刺すためのポイント)・一目刺しの基本(刺し方・刺し始めと刺し終わり・きれいに刺すためのポイント)が書かれています。
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドには模様の見本などはついていません。自分で刺したい図案があって、でも方眼線を引くのがちょっと苦手、という人にぴったりの商品です。
今回は何度か私がこのダルマ刺し子ふきん方眼ガイドを仕立ててみて、やりやすいと思った方法をご紹介します。(説明書に書かれた方法ではありませんので、参考程度にご覧ください)
まず、下の線をみていただくとわかると思いますが、プリントがずれています。これは当たり外れがあって、きれいにプリントされたふきんに当たることもあれば、このくらいずれちゃっているふきんに当たってしまうこともあります。
ずれを直すために、布を裏返して下の線から1.5センチのところにチャコペンなどで線を引きます。
これを引くことでずれを解消し、折り目をまっすぐにできます。
さっき線を引いた場所をガイドにして、指で折り跡をつけながら、手アイロンしていきます。この時に全体もしっかりきれいに重なるように細かく手で調整します。
まだ布は裏側のままです。今度は上の線から1.7センチのところに線を引きます。上の部分は縫って布を返すので、2ミリほど余裕を持たせるために1.7センチにしています。ご覧の通り、上の線も結構ずれています。
上の線を引いたら、布を整えてまち針でとめます。
線を引いた部分を縫いましょう。端は両方とも返し縫いをしています。縫い代が長い部分はカットします。
縫い終わったら、縫い代を割って手アイロンをかけ、表に返します。手アイロンばかりでアイロンを使わない理由は、このふきんは水で消えるプリントなのでアイロンの熱で消えなくなってしまう恐れがあったからです。
特に熱を与えるな、という注意書きはありませんが、水で消えるチャコペンでありがちなことなので、念の為。
表に返したら手できれいに布を整えましょう。それから、しつけをしていきます。
私のしつけは外枠のみですが、心配な方は十字で中心もしつけてください。
手アイロンなので、ピシッとはしませんが、仕立て前よりプリントの歪みが解消されたので、心置きなく刺し子ができるレベルにはなりました。
ここからはお好きな図案を刺してくださいね。
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドの良い点と注意すべき点
ダルマ刺し子ふきん方眼ガイドの良い点は
・自分で方眼線を引かなくて良い
・水で簡単に消える
・紺色がある
・パッケージが可愛い
・晒なので仕立てが簡単
という点。
注意すべき点は
・水通しができない、アイロンをかけていいのか微妙
・プリントがずれている
・縦長な仕上がりにできない
という点。
どんなものでもメリットデメリットがありますので、自分にとってやりやすいように(私も仕立て方を工夫して、デメリットを解消しています。)楽しんで工夫できたらいいですよね。
注意すべき点に関しては、水通しとアイロンは諦めて手アイロンできれいに整えれば、大丈夫。プリントのずれは、先ほどご紹介した仕立て方で解消。縦長な仕上がりにしたい場合は余白を1.8センチ程度までギリギリに取れれば多少改善。
こんな感じで使っていくうちに、いろいろ工夫できるようになりました。
これはダメだから、あれはやりにくい、と言うよりも、「こうやればより良く使えるかも」と考える方が楽しいですね。
今回ご紹介したふきんはこちらのものです。
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プリントされた晒しではなく、方眼線を書いて刺し子をするのも楽しいものです。youtubeで方眼線の書き方をご紹介しているので、よかったらどうぞ!
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