「十字花刺しの刺し方の順番が知りたい」
という人向けに、刺し子のやり方を順番に説明します。
私はちるぼるという名前で、刺し子ふきん製作を中心にのんびりと刺し子を楽しんでいます。
作った作品はインスタに載せていますので、よかったらご覧ください。
十字花刺しの刺し方・順番
①方眼線を描く
この方眼線をガイドにして十字花刺しを刺していきます。
ガイド線があるおかげで、綺麗に刺し子ができるし、迷わずに刺せます。
自分で方眼線を引くのが面倒な方は、消える方眼線や方眼ドットが描かれているタイプの布を選ぶと良いです。
コットンフレンドの連載では方眼ガイドのついたダルマの刺し子布を使っています。
ダルマはオシャレだから好き。
今回はフリクションファインライナーを使って、自分で方眼線を引いています。
方眼線を引くのは結構好きなので、普段は自分で書いてしまうことが多いです。
見本用なので、布は家にあった特岡晒のハギレを切って使っています。
②横線を刺し子する
左上からスタートし、右へ刺し進めます。
右端まで行ったら、一段下の右から左へ刺し進め・・・を繰り返します。
ちょうど半分刺したところ。
これが横線を全て刺し終えた状態。
刺し始めや刺し終わりの処理は別記事を良かったらご覧ください。
色々なやり方を使いますが、基本的にはこの記事の方法がメインです。
自分なりに試行錯誤した結果、この方法が一番好き。
③縦線を刺し子する
今度は縦線を刺し子していきます。
右上から右下に向かって刺し進め、右下まで行ったら1行左側に進んで、下から上へ刺し進め・・・を続けます。
これが縦線を全て刺し終えた状態。
十字部分が完成しました。
糸は細糸を二本取りしています。
色は赤とグレー。
十字花刺しは赤で刺すとやっぱり可愛い。
④斜めを刺し子する
右上から斜めに向かって刺し進めます。
2行刺したら、1つ十字を飛ばしてまた斜めを刺します。
これを繰り返して、最後まで刺し子します。
次の行に進む場合や、1つ十字を飛ばすときは布の間に糸を通して、裏側も綺麗になるように刺しています。
布の間に糸を通す、というのは別記事で紹介しています。
⑤反対側の斜めを刺し子する
反対側の斜めも同様に刺し子していきます。
全て刺し終えたら、十字花刺しの完成です。
⑥十字花刺しの完成
アイロンでフリクションの下書きを消した状態。
⑦裏側も可愛い
今回は裏側も綺麗になるように糸端を処理したので、裏側にも模様が出ています。
まとめ
今回は十字花刺しの順番をご紹介しました。
順番に特に決まりはないので、自分なりのやりやすい方法をぜひ見つけてみてください。
私も作品によって刺し順を変えたり、処理を変えたりしています。
刺し順が不安な時は、このようなプリント図案を使うと手軽に楽しめます。
これはダルマのものですが、オリムパスなど他メーカーからもプリント図案が出ています。
手に入れやすいもので、ぜひチャレンジしてみてください。
今回のブログで刺し子に興味をお持ちになった方、もっと詳しく知りたい方は別記事やインスタやyoutubeでも詳しい刺し子のやり方をご紹介していますので、よかったらご覧ください。
ブログ記事だと、下記のものが比較的丁寧に初心者でもわかりやすく刺し子のふきんの作り方や刺し子の刺し方をご説明しています。
のんびり更新ですが、気長にご覧いただけると嬉しいです。
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